ハニポッポ

オタクの月次報告会

【2歳8ヶ月】母娘ディズニーシータイマン勝負

こんにちは!実家を出てからそろそろ10年が経ちますが、未だに餃子を上手に焼くことができないあみぽっぽです。

今回はタイトルの通りですが、2歳の娘と久しぶりにディズニーシーデートをしてきたので、その日の行動と感じたことを書き残しておこうと思います!

 

1月って寒い

「電車は速い」くらいIQの低い感想ですが、1月って寒いんですよね。2月よりはマシだけど12月よりは確実に寒い。つまり1年のうちで2〜3番目くらいには寒い1月。海にほど近いディズニーシーも当然寒いです。その日は天気が良く、日なたは十分暖かかったのですが、時おり強い風が吹くと一気に体温を奪われます。寒い。この数行で既に5回「寒い」と言ってます。寒いんですよ、1月のディズニーシーは。

当然ですが子どももばっちり防寒させていきます。いつもより1枚服を多めに着せて、ダウンコートを着せてニット帽もかぶせました。ニット帽は道中で娘が道端に捨てて紛失しました。後から気づいたんですが、ベビーカー用のブランケットを忘れていました。全然防寒意識低い親でごめん…。ブランケットは持っていくべきです。寒いので。


ニューイヤーズ・グリーティングは諦めてアトラクション中心に攻める

わたしたちがインしたのは2020年1月5日(日)。お正月限定のイベント「ニューイヤーズ・グリーティング」の最終日でした。ニューイヤーズ・グリーティングは、普段基本的に洋装のミッキーの仲間たちが着物や袴に身を包んでお正月をお祝いするプチパレード・ショウ。
ディズニーシーに着いた時点でだいたい14時ごろで(朝はのんびり、午後からゆっくり向かいました) 次のニューイヤーズ・グリーティングは15時20分からでした。

娘は「ミッキーとミニーに会いたい」というものの、ショーの開始までまだ小一時間もある…。海風が吹くメディテレニアンハーバーで子どもと地蔵するのはちょっと気が引けたので、娘に「今年は喪中だからショーは諦めよう」と説得し、トランジットスチーマーラインという船に乗って我々はアマゾンの奥地へと向かった…。

 
子どもと子ども連れの味方、アラビアンコースト

ロストリバーデルタに到着した船を降りて、少し歩いてアラビアンコーストへ。途中チップとデールに遭遇するも、囲み取材中だったので接触ならず。娘がかなり残念がっていたので、今度はフリーグリーティングを狙って写真を撮りに行こう…。

アラビアンコーストは、アラビアンっていうくらいなので、アラビアンっぽい雰囲気の建物やアトラクションがあります。自分でも引くくらい説明が下手。サラーム。

ここには娘が大好きな「ジャスミンのフライングカーペット」と「キャラバンカルーセル」があります。

フライングカーペットはじゅうたん型の乗り物にのって、空中浮遊を楽しむアトラクション。ディズニーランドでいうと「空飛ぶダンボ」に近いです。1台で4人まで乗れるので、ダンボよりいつも待ち時間が少ない気がするのが特徴です。(特徴か?)

こちらのアトラクションは、ひとり座りができるくらいの年齢から乗れるので、1歳くらいから楽しめます!抱っこして乗ることはできないので、きちんと座席に座っていられることが条件になりますが、景色がよくて子どもの満足度高くてオススメです!


キャラバンカルーセルは、一言で言うとメリーゴーランド。しかも2階建て。駐車場完備。駅徒歩5分。
フライングカーペットもそうなんですが、どうやら娘はクルクル回る系のアトラクションが大好きな模様。この2階建てのカルーセルは当然2階のほうが眺めが良くて人気なのですが、乗り場で1階と2階を選ぶことができます。(混んでる時はその限りではないかもしれませんが)

1階の特徴は、子どもを抱っこしたまま乗ることができる乗り物が1階のみに存在します。なので、1人座りができない月齢の赤ちゃんも一緒にアトラクションを楽しむことができるのです。また、カルーセルに乗っている子どもの様子を外から撮影したい場合も、1階がオススメです。

よほど混み合っている時期でない限りは割と待ち時間少なく乗れるので、こちらも親的には気に入っています。


そして今回、久しぶりに「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」にも乗りました。船に乗って薄暗い中を進んでいくアトラクションで、こちらは子どもを抱っこしたままでも乗れるので小さなお子さま連れも安心。うちの娘は1回乗ったことがあったようななかったような…何だかんだ乗るタイミングを逃して、今回ほぼ初めてのライドとなりました。

アトラクション内が基本ずっと薄暗いので、少し怖がってしまう子どももいると思いますが(うちの子も乗るまでビビってました)陽気な歌と音楽、それからシンドバッドの相棒で100円均一みたいな名前でおなじみのトラ「チャンドゥ」が可愛いので結構楽しめていました。


マーメイドラグーンは夜がすき

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ディズニーシーで子連れの定番スポットといえば、やはりマーメイドラグーン。子ども向けのアトラクション、子どもが遊べるプレイグラウンドに子ども服専門店など、まさに子どものための王国といっても過言ではありません。屋内施設なので雨や寒さをしのげるのもありがたい。

ただ、昼間のマーメイドラグーンは結構混み合っています。子どもが一番活発に動き回る時間帯は子連れが多いし、大人も結構多いです。アトラクションの待ち時間も30分以上待つことがあるので、個人的にマーメイドラグーンは夜に行くようにしています。

マーメイドラグーンはメディテレニアンハーバーから少し距離があるため、夜のショーの時間や夕飯どきは比較的空いているような気がします。また、遅くなると子連れのゲストが帰り始めるという点も挙げられます。

屋内施設+人混みだとわたし自身が人酔いして具合が悪くなりやすいタイプなので、混み合っている時はマーメイドラグーンを避けるようにしています。そんなわけで今回は中までは入らず、マーメイドラグーンの屋外にある「スカットルのスクーター」と「フランダーのフライングフィッシュコースター」に乗りました。


2歳児、はじめてのジェットコースター

スカットルのスクーターはディズニーシーでたぶん娘がいちばん好きなアトラクション。これもクルクル回る系ですが、フライングカーペットやカルーセルよりももっと速くて、カテゴリでいうと絶叫系に近いかもしれません。とはいえ身長制限もなく、1人で座れるようになったら乗れるようになるので、子どもに大人気なアトラクションです。

娘はこのアトラクションの前を通りかかると「乗りたい!乗りたい!」とはしゃぎ始めます。というわけで混んでいようが空いていようが、通りかかってしまったら乗ります。ちなみに娘はこのアトラクションを「アリエルのクルクル」と呼びますが、とくにアリエルは出てきません。


そのあと、スカットルのスクーターからすぐ近くにある「フランダーのフライングフィッシュコースター」が目に入りました。これは正真正銘のジェットコースター類で、90cmの身長制限があります。
娘、最近は100cmの服を着てるし、正確な身長はわからないけどいけるんちゃうか?という感じでコースターの入り口へ。

ちびっ子なのでキャストのお姉さんに「身長はかろうね〜」と言われ、身長計測器(?)に連れていかれる。娘、おそらく90cmジャストくらいのため、計測バーに頭がギュムっと押し込まれていた姿が何だか面白かった。

お姉さんに「はい、OK!」と言われると、娘の右手にリストバンドが巻かれる。これは「身長計測済み」という証で、つまりこの乗り物に乗ることを許された証。アトラクションに乗る前に再度キャストさんに見せる必要があります。

この日は連休最終日とはいえ日曜日だったので、日の暮れてきた頃お外で25分ほど待つのはなかなか寒かったです…。しかしコースターの乗り場で「お姉ちゃん、手首のリストバンド見せてくれる?」と言われて「あい!」とキャストさんにリストバンドを見せる娘の誇らしい姿にほっこりしてしまいました。

いや、ここでリストバンドの写真撮っとくべきだろ!手がかじかんでいてそれどころじゃなかったんです。ブロガーへの道は遠い。

おそらくわたし自身も10年ぶりくらいに乗ったフランダーのフライングフィッシュコースター。高所から落ちたりすることはないものの、なかなか良いスピードが出ます。時間にすると1分も無いくらいですが、ジェットコースターデビューにはちょうどいいくらいの感じでした。娘は「アヒャ〜〜〜!」と叫んで楽しそうにしていましたよ。絶叫好きになりそうです。

 

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デミグラスソースポテトチュロスを食べる娘

 

最後に失敗談を

この日は14時ごろインして、アラビアンコーストとマーメイドラグーン(外)だけで3時間半ほど遊んで、18時前にアウトしました。娘と2人で遊びに行くとだいたいアラビアンコーストとマーメイドラグーンをぶらぶらして終わってしまいますが、ケープコッドやポートディスカバリーも子どもが喜ぶコンテンツが多いので、時間があるときはその辺りでも遊んだりします。(トイマニも喜ぶんだけど、なにせファストパスが取れないしスタンバイも長いのでだいたい行けずじまい)

 

今回、ちょうどいい時間にファストパスが取れるからという理由で「海底2万マイル」にも行ってみました。乗る前から薄々「やばいかな?」という感覚はあったのですが、結果的に娘は途中で大号泣。海底2万マイルは潜水艦に乗って深海を探索するアトラクションなのですが、全体的に暗いし、窓から見える景色もちょっと不気味。「魚とか水族館好きだし案外喜ぶかも?」と低知能理論で乗ってみましたが、ただ怖い思いをさせるだけになってしまいました…。

しかも同じ潜水艦に同乗していた若者グループも、娘の泣き声が気になってチラチラこちらを見ていたので、そちらにも悪いことをしてしまったな〜と反省。海底2万マイルは、本人が成長して自分から「乗りたい!」と言う日までは封印となりました。

 

というわけで今回は2歳児と行く短時間ディズニーシー旅の模様をお伝えしました。今週からディズニーランドでは「ベリーベリーミニー」というミニー様が主役のイベントが始まります。

www.tokyodisneyresort.jp

いつ・どういうきっかけでそうなったのかは定かではありませんが、娘がかなりのミニー推しなので、しばらくはランドの方に通う率が高くなるかな〜。

 

またディズニーの話もレポートしたいと思います。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

2020年開幕戦

こんばんは!あみぽっぽです。

あけまして…我が家は喪中なのでおめでたくはないのですが、あけまして2020年。今年もよろしくお願いいたします。
月次報告と言いつつ、前回の更新から半年経っちゃいました。もはや下半期報告会。というわけで更新していなかった約半年分をダイジェストで振り返ってみます。

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いってみヨーカドー!


7月〜8月
仕事で出張に行きまくりでした。本業で6本分の原稿(文章)を書かなくちゃいけない大詰めの時期だったので、プライベートで文字を書く気が1mmもわきませんでした。ツイッターでも「きょうも天気がいい」「あつい」くらいしか発言してなかったように思います。たぶん脳みそがチーズフォンデュになっていたのでしょう。


9月〜10月
ちょっとだけお休みしていたディズニーの年パスを買い直しました。ハロウィンの祝祭目当てで。かなりの日数通い詰めた気はするのですが、あんまりこの時期の記憶がありません。10月終わりぐらいまでずっと暑かったな〜みたいな記憶はある。

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ちょっとカメラの練習もし始めた。


11月〜12月
この時期は仕事がちょっと忙しい期間でした。12月の初旬に大阪出張があったんですが、出張先で胃腸炎を発症して地獄を見ました。大阪駅前のユニクロでぶっ倒れて店員さんには多大なるご迷惑をおかけしました……。

12月末は娘にとって人生初のクリスマスパーティー、そして初めてのサンタさんからのプレゼント。朝起きてプレゼントが置いてあった時の娘のリアクションが可愛すぎて丸一日動画を見返しては泣いてました。(暇か?)
あとは例年通りコミケに参加したり、実家に帰省したり…で、年明け。

 

雑。


あんまり振り返る気の無いダイジェストですみません。基本的に前ばかり向いてるタイプなので後ろを振り返らないのさ…。いや、ふつうにあんまり記憶が無いだけなんですけど。


子育ては、なんだかんだ楽しくやれていると思います。でもそれもこれも本当に周りの支えあってのこと。とくに保育士さんには頭が上がらないです。世の中のがんばってる保育士さんがこの先一生幸せに暮らせることをメッカの方角に向かって礼拝するレベル。

あとは2歳児ってよく「魔の2歳児」っていうだけあってすごい大変なんだろうなって身構えていたんですが、自分は平日は仕事に出て子どもと別々に生活している分、毎日毎日本当に大変でしんどい!!と感じることはほとんど無くなりました。
でも専業主婦だったら、かなり苦労しているだろうなあ。(休日丸1日一緒にいると、やっぱりとっても大変です)

自己主張もつよくなってきて、イヤイヤ期っぽい部分ももちろんあるんですが「ククク、このわたしを降参させられるかな…?」と自分が魔王になった気持ちで接するようにしてやり過ごしています。

 

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これは先日、久しぶりに娘と二人でディズニーシーデートしたときの写真。

トイストーリーに出てくるブタのスナックケースを大層気に入って肌身離さず持ち歩いています。そのうち「ママ、ブタさんに似てるね」(無邪気)みたいなことを言われないといいなぁと思っています。

二人でディズニーに行くのも、楽になった部分もあれば大変な部分もあり…うーんでも総じて言えば楽になったほうかな?今度またその辺りの話を書きますね。忘れなければ。

2歳児に「鬼から電話」を試して、親のほうが叱られた気分になった話

先日の話です。その日はどうにも子どものテンションが鎮まらず、23時を過ぎても寝室で元気に過ごしていました。

 

ただ寝ないだけならまだ良いのですが、その日はベッドの上をピョンピョン飛び回り、足をもつれさせては何度も転んでいました。転んだ拍子に壁やベッドの角にぶつかったり、床に落ちてしまったら大怪我にもつながります。そして何より、隣に寝ているわたしや夫が何度も踏みつけられて痛かったし、いい加減寝てくれ~という気持ちが高まっていました。

 

口頭で何度も「危ないからやめなさい」「もう寝る時間だよ」「怪我をしたらすごく痛いよ」と言い聞かせても全く効果がなく、説得開始から1時間半くらい経ったころだったでしょうか。

向こう側で横になっていた夫が「あ!ふーちゃんが寝ないから、鬼から電話が来ちゃったよ」と言ってフーさんに自分のスマホを渡しました。

これは「鬼から電話」という、言うことを聞かない子や寝ない子に対してちょっとした恐怖心を煽るためのアプリです。

 

最初は「着信 あかおに」と書かれた画面と「プルルルル、プルルルル」という聞きなれない着信音が響いていました。部屋を暗くしていたので、何も知らないと大人もちょっと不気味に感じるほどでした。

 

フーさんは何だか分からないままスマホを受け取ります。すると画面にマッチョで強そうできかにも悪そうな赤鬼が登場し、低く不気味な声で説教を始めるのです。2歳になったばかりのフーさんは、言ってる内容は恐らくそんなに理解できていなかったけど、その異様で恐ろしい雰囲気にすっかり怯えきってしまいました。

 

まず泣くのではなく、両手で目を塞ぎ震え出しました。「とにかくこの怖いものをシャットアウトしたい」という気持ちのあらわれでしょう。その後、大声をあげて泣き出しました。

 

効果てきめんすぎる様子に、わたしたちはたいへん驚き、そしてすぐに子どもを抱きしめて「怖がらせてごめんね、もう大丈夫だよ」と謝りました。その後フーさんはびっくりするほど大人しくなって横になり、一生懸命目を閉じて寝ようとしていました。きっと鬼が来るのが怖くて怯えながら目を閉じたことでしょう。

 

ほどなくして娘は眠りにつきましたが、その後夫と二人で「これはもう封印しよう」という話をしました。前に何か(SNSだったか)でこのアプリを見かけて、どんなものかと興味本位で試してみたけど、想像以上に子どもにダメージを与えてしまったことに自分達もショックを受けました。

 

 

誤解して欲しくないのは、決してこういったアプリが悪い、という事を言いたいわけではありません。命に関わるような危険な行動は叱って改めるべきだし、かといっていくら口で言っても聞かない時はまっっったく聞かないものなのです。そういう時に子どもを律する”手段”としてこういうものがあるのも、理解できます。

たとえば子ども向けの絵本でも怖いものってよくありますよね。有名なところでいうと「ねないこだれだ」とか。子どもの教育と恐怖心って、結構密接なところにあると思います。正しい行いをしないと相応の罰がくだってしまうよ、という啓蒙は少なからず誰もが通る道です。子どもを真剣に叱るときはわたしたちも怖い顔をして、低い声で怒ったりするし、それもある意味”恐怖をあたえている”の一環と言えるかもしれません。

だから一概に「怖がらせるのはよくない」というわけではなくて、でもやっぱり我が子が見たこともないような怖がり方で震える姿を見て、我々もショックを受けてしまったのです。(自業自得ですが)

試す年齢が早すぎたのかもしれないし、色々と考えられることはあるのですが、とにかくちょっと反省しました。

 

 

余談ですが、会社の同僚がこんな話をしていました。

4歳の娘さんが、夜寝るときの指しゃぶりがやめられずにいたそうです。そこで同僚(お母さん)が「いつまでも指しゃぶりしてると、もうおててをつながないよ」と冗談交じりに言ったそうです。そうしたらどうなったと思いますか?娘さん、次の日からまったく指をしゃぶらなくなったそうです。

 

そこで同僚は喜んだかというとそうではなく「親の発言力の重みを感じて怖くなった」と言っていました。

たった一言で「もうお母さんが手を繋いでくれないかもしれない」という恐怖を、子どもに与えてしまったということですね。

指しゃぶりをやめたという効果はあったので、喜ばしいことともとれますが、難しいです。

 

そんな育児のむずかしさを感じた、今日このごろでした。

おわります。

子育て2年間の振り返り

こんにちは!下ろしたてのストッキングはその日のうちに破きがち、ぽっぽ先生です。

 

さて私ごとではございますが、先日娘のフーさんが2歳の誕生日を迎え、順調にイヤイヤ期の階段を登っております。こちらの言っていることは概ね理解している様子だし、たどたどしいけど少しずつ喋ろうとする姿が可愛くてコミュニケーションを取るのが楽しくなってきましたが、その分自分の要求が通らなかったり、思うように物事が運ばないと癇癪を起こして泣くようになることが増えました。最近は気に入らないことがあると、もっぱらわたしにコアラのように張り付いています。可愛いっちゃ可愛いけど、13kgを長時間抱え続けるの、けっこう重いです。

 

と、言ってもフーさんは0歳から頻繁に癇癪を起こしがちでよく泣く子だったので、今のグズグズ期も何となくその延長な感じ。しかも0~1歳前半の頃は、泣き続ける原因を思いつく限り全て手を尽くす「不満当てゲーム」を毎度実施していましたが正解率も低く、ほとほと困り果てたことも多々ありました。しかし今は「わたし、今これが気に入らないんです」というヒントが以前よりも多く出されるので、こちらもその都度対応方法を変えることができるようになりました。(とはいえ、対応しきれず参っちゃうことも多いですが)

 

とくに辛かったのは0歳後半から1歳半だった

 

振り返ると、わたしの場合0歳後半から1歳半過ぎくらいまでの期間が辛くて厳しかったように思います。
新生児~生後半年くらいは本当に楽ちんで、ミルクはよく飲むし、よく寝るし、心配になるような発熱や痙攣もなく、暇な時間にジョジョの1部~4部を一気に見たりして「意外と育児って簡単じゃん」「この調子でいけばわたしもスタンド使いになれるかも」なんて舐めプな考えすらよぎっていました。

 

生後8ヶ月くらいになった頃、順調にずり這いからハイハイができるようになり、それと同時に激しい激しい後追いが始まりました。
わたしが50cmでもそばを離れるとギャン泣き。トイレに行く時もギャン泣き。ずっと抱っこじゃないとギャン泣き。そろそろ腕が死ぬなと思ってソファに下ろすと世界の終わりのようにギャン泣き。おもちゃや絵本にはまったく興味を示さない子で、ひとり遊びもせず、とにかくわたしにひっついていないとダメなタイプの子でした。

それだけ書くと「そんなにお母さんべったりなんて、愛されてる証拠」と思われるかもしれませんが、例えばいくら恋人に愛されているからといって「ひとりでコンビニに行ってもダメ」「家にいる時はずっと手をつないでいること」「トイレも一緒に入る」みたいなルールを設けられたら、さすがにちょっと参ってしまうんじゃないでしょうか。

 

加えてフーさんは気性が荒く、気に入らないことがあると人をつねったり、引っ掻いたりする癖がありました。児童館で遊ぶ子や同じマンションの子の顔に引っかき傷をつくってしまった時はひたすら平謝りで、他の子が遊ぶような場所に行くのが怖くなってしまいました。
そうしてどんどん内側にこもる日々が続き、気持ちも塞ぎがちになり、一時期は育児ノイローゼ状態になりました。心の底から「消えてしまいたい」と泣いたのは、人生で初めての経験でした。

 

辛い時期は周りに助けられまくった 

その頃ちょうど保育園の0歳児クラスも全て落選してしまい、育児にもすっかり自信を失くしてしまった頃、友人のすすめでディズニーリゾートの年パスを購入してディズニーリゾートに散歩に通うようになりました。

ディズニーなら他の子とそんなに接点を持つこともないし、基本的に楽しい・自分の好きな空間なので歩いているだけでウキウキするし、授乳室やおむつ替えスペースも充実していてとても過ごしやすい公園としてかなりの頻度で通いました。(家が近かったのが本当にラッキーでした)

それとディズニーのキャストさんは基本的にみんな子どもに優しくて、フーさんにたくさん話しかけてくれたり、困っていたら親切にしてくださる場面がたくさんありました。小さな接点でも、人と話したり人の優しさに触れると本当に元気をもらえるんです。

あ、あとわたしがディズニーに行く時、偶然娘と同じくらいの月齢の子を連れたママさんが同時にマンションを出て行ったんですが、その人も舞浜で降りて行ったのでナンパしてみたら、その人もディズニーの年パスを持っていたのです!
子ども同士は同い年で親同士も年が1歳差と同年代で、初めて同じマンションに仲の良いママ友ができました。これもディズニーのおかげですね。

 

あとは、定期的に遊びに誘ってくれたり一緒にコスプレをしてくれる友だちにはたくさん支えられました。そして、そんなわたしをできる限り全力でサポートしてくれている夫をはじめとした家族たちには感謝の一言しかありません。わたしはこんなに周りの人に恵まれているんだと気づけたのも、育児を通した様々な経験のおかげだなと思っています。

 

 

育児を通じて、知らなかった感情をたくさん知る

 

いろいろと辛いことがありつつも、2歳が近くなるにつれて少しずつ自分自身に余裕を持てるようになり、保育園の入園が決まる頃には「育児が辛い」よりも「楽しいな」「子ども可愛いな」と思えることが増えました。

まだまだこの先も子育ては続きますが、ひとまず2年間を振り返って感じるのは「育児は知らなかったことをたくさん教えてくれる」ということです。
 

わたしは今まで割とポジティブというか、落ち込んでもすぐに立ち直るタイプだったと自負しています。なので、本音を言えば精神的に病んでしまう人の気持ちは理解しきれていませんでした。

今も辛い思いをしていらっしゃる方がいる中で、完全に「理解した」とは言えませんが「今すぐ消えてしまいたい」「全てを終わりにしたい」と心が悲鳴をあげる体験は、実際に経験しないと分からないものだなと思いました。

 

そしてもうひとつ、わたしは意外とひとりの時間と自由が好きだったんだなということに気づきました。

今まで「ひとりの時間は絶対に欲しい」というのが具体的にどういうことなのか理解できなかったのですが、それは今まで当たり前にひとりになれる時間と場所を確保できていたからだったんです。実家ではひとり部屋を与えられていたし、ひとり暮らしも経験したし、夫と結婚した後もお互い別々に過ごせる部屋は必ず確保されていました。

育児を始めて、初めて「ひとりの時間が持てない」という経験をして「あぁ、ひとりの時間って確かにめちゃくちゃ大切だわ」と納得しました。ふらっとコンビニにコーヒーを買いに行ける自由も、こんなに尊いものだなんて知らなかったのです。

つい最近職場復帰して仕事を始めましたが、育児をしながらも仕事でバリバリ成果をあげる尊敬する先輩もたくさんいて、優しくて面白いチームメンバーに囲まれて、そこに自分の居場所があることがこんなに嬉しいことなんだと改めて感じることができました。今までどこか当たり前だと思っていたことに感謝できるきっかけをもらえたのは、良い経験だなと思います。

 

他にも夫はなんて優しくて心が広くてしっかりしていて素敵な男性なんだろう、と改めて感じることができたし、自分の母親は時代的にももっともっと大変な状況で3人も育て上げて、鉄人28号か??と改めて畏敬の念を抱いたり、とにかく新しいことだけじゃなくて、今まで生きてきた中でも知らなかったこと、気づかなかったこと、たくさん知ることができました。

 

たとえばわたしは海外留学をしたことがないのですが、姉は昔1年間イギリスに留学していたことがあります。いくらその時の大変だったことや嬉しかったこと、留学で得た経験などを話に聞いても、きっとわたしも留学を経験しない限り真に共感することはできないと思います。

良い悪いではなく、そういう「経験」によって「世界が広がった」ことが、わたしにとって今のところ育児というもので得た大きな財産だと思っています。

 

2年間のまとめ

 

と、偉そうにいろいろ語ってみましたが、所詮はたったの2年。育児初心者も初心者で、ドラクエ3で例えるならようやくアリアハンを出発したかな?くらいのもんです。

それでも先輩たちが「赤ちゃんの時期は本当に短くて、二度とこない時期だから」と口々に言っていた意味が少し分かり始めてきた頃で、いろいろと悩み苦しんだけれども尊い2年間だったなと思います。

この記事は自分の感情の整理と記録を目的にしているので、正解のない育児において何か参考にして欲しいとかそういうのは本当に一切何もないのですが、何かを感じるほんの些細なきっかけにでもなってもらえたら嬉しく思います。

長々と読んでいただきありがとうございました!
次の更新も、令和のうちにはしたいと思います。

【閑散期】乳幼児連れのミラコスタ滞在レポ【1歳9ヶ月】

こんばんは!というか、明けましておめでとうございます。ぽっぽ先生です。今年こそはトーマスとエドワードの見分けがつくようになりたいです。2019年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

人生初ミラコスタに行けるチャンスを掴む

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さて早速本題に移りますが、先日1歳9ヶ月になったばかりの娘を連れて家族3人でディズニーシーとホテルミラコスタに行ってきました。

1月はいわゆる閑散期で、営業時間が短い平日(主に10時開園〜19時閉園)があります。そういう日は通常期に比べるとかなり空いている確率が高く、夫と「営業時間の短い日を狙って遊びに行こう」と話をして予定を組んでいました。

1月29日〜31日のどこかに行く、とアバウトに日付だけ決めていたのですが、1月25日くらいに(もしかしたら…)と思ってミラコスタの空室状況を見てみたら

(手が出せる値段の部屋に)空きがあった!!!!

閑散期+ハーバーでやるショーが少ない時期だったので(夜のショー”ファンタズミック”も、花火も、今回は休止)他の時期と比べると予約が取りやすい状況だったのでしょうか。
今までミラコスタに泊まってみたい!と思って調べても空室に巡り会えた試しが一度も無かったので、これは千載一遇のチャンス。恐る恐る夫に相談してみると、暫く考えたのちに「せっかくだから泊まってみるか」とGOサインをもらえました。

余談ですが、本当は1月中に家族で海外旅行に行こうという話があったのですが、夫の仕事の都合で旅行計画が流れてしまい、その代わりに…ということで今回は承諾を得ることができました。さようならハワイ。こんにちはミラコスタ

 

ピアッツァビューのお部屋とアメニティなど

今回、わたしたちはポルト・パラディーゾ・サイドスーペリアルーム(ピアッツァビュー)」という名前の部屋に宿泊しました。名前が長ぇ!!!
というか、ついさっきこの記事を書くまで「ピッツァビュー」だと思っていたことをここに告白します。いくらイタリアンな街並みだからってピザはねーだろwwwとか思ってごめんなさい。ピッツァじゃなくてピアッツァです。わたしの脳みそはとろけるチーズでできているのか?

ミラコスタには様々なタイプの部屋があるのですが、この部屋はディズニーシーのプラザを抜けて最初に出てきた広場はよく見えるけど、ハーバーは見切れちゃう部屋(一部だけ見える)って感じです。実際に部屋の窓から撮った写真がこちら。

 

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ハーバー全体は見えないけど、向かって右側はみえる

もし夜のショーが実施する日だったらハーバーがしっかり見渡せる部屋のほうが良かったと思うんですが、今回は初めから休止が分かっていたこともあり、比較的安価なこちらの部屋をチョイスしました。

他にもバルコニーやテラスがついた部屋もあるので、しっかりとハーバーのショーを見たい方はそちらの部屋をオススメします。めちゃめちゃ高額ですが。(たぶん、宿泊者は全員貴族だと思う)

 

前泊か後泊か?個人的には後泊をオススメしたい

思いっきり先に結論を書いていますが、

ミラコスタに宿泊してディズニーシーに行く
・まだ幼い子供を連れている

ということであれば、圧倒的に後泊をオススメしたいです。実際わたしたちも今回後泊(シーで遊んだ後に泊まる)だったんですが、この選択で良かったなあと思いました。

まず、ディズニーホテルに宿泊する大きなメリットの1つに「ハッピー15エントリー」があります。これは通常の開園時間よりも15分早く入園できる権利を得られる、宿泊者限定の特典です。

わたしは今まで前泊のみの特典だと思っていたのですが、ミラコスタの宿泊客がディズニーシーに入園する場合は、チェックイン当日もハッピー15エントリーの対象になる、ということを初めて知りました。

具体的にどうするのかというと、当日の朝、開園時間よりも前にミラコスタに行ってチェックインを済ませるだけ。今回は開園時間が10時だったので、9時ごろミラコスタに到着してチェックインを済ませ、ハッピー15エントリーの列に並んで開園を待ちました。15分早く入って何をしたかは、また別な記事に書きます。(ここまで書いておいてなんですが、あんまり大したことはしてません)


2つめの子供についてはまぁ…そのまんまの理由で、疲れて眠くなって不機嫌になるであろう子供を満員電車に乗せて帰る労力を考えると、パークから直結で帰れるホテルで速攻お風呂に入れて寝かせられるというのはめちゃくちゃ楽ですね。我々も子供と同等かそれ以上に疲れているので、すぐに休めるというのはまさに“““““天国”””””でした。

チェックインが済んでいれば、16時半以降は自由に部屋とパークを行き来できるので、通常営業で22時まで遊びたい場合は、途中部屋で休んだり、ハーバーでショーがやってるタイミングは部屋に戻って見たりすることもできるので、その点もオススメですね。

 
今回、19時閉園で夜のショーも無かったので、わたしたちは18時ごろに部屋に戻って、窓から帰っていく人々の波を眺めたり、閉園後にパーク内を自転車で見回りするキャストさんを見守ったりしていました。ゲストが誰もいない夜のディズニーシーをチャリで走れるの、めっちゃ羨ましくないですか??

 

お部屋の内装は大人向け?子供用のパジャマ貸し出しも

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素敵なタペストリー。後ろのキリンは海から生えているのか?

以前、子供が生まれる前にディズニーランドホテルに宿泊したことがあったのですが、ランドホテルのキャラクターモチーフを全面に出したデザインと比べると、やはりミラコスタのほうがシックで大人向けなデザインという印象です。ただ、ミラコスタもいろいろなタイプの部屋があるようなので、部屋の種類によって雰囲気も色々と異なるかもしれないですね!

 

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アメニティはとにかくデザインが可愛い

右側に写っているプラスチックのコップは持ち帰りOKのもので、35周年デザインで良い記念になりました。深いグリーンがお上品で良いですよね。まあ、このコップは自宅で娘の牛乳を飲むのに使われているわけですが…。

 

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寝心地の良いベッドでした

ベッドもそこらへんのビジネスホテルとは違って(そりゃそうだ)テンションが上がる素敵なデザインです。ベッドの後ろにカーテンがあって、まるでそこに窓があるように見えますが、残念ながら向こう側は壁です

 

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人魚ならぬ鼠魚

あと、チェックインの際に「お子様用のパジャマをご用意いたしますが、サイズはおいくつですか?」と聞かれました。旅館とかでは子供用サイズの浴衣やパジャマが用意されていることが多いですが、ホテルではなかなか無いような気がするのでやはり有難いです。

一応子どものパジャマは自宅から持参していたのですが、せっかくだからホテルのパジャマを着せてみました。

 

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態度でかくね?

 

子ども用パジャマは、タオル地のような素材の真っ白な上下セパレートタイプのパジャマでした。娘はパジャマを着せた途端、オシャレなソファによじ登って突然大富豪になったかのような態度を見せました。右手に赤ワインが入ったグラス、左手にペルシャ猫とか置いたら、間違いなく最終的に手下に裏切られるタイプの成金大富豪の出来上がりです。

 

一通り部屋を満喫した後、19時半ごろにわたしは夫に娘を託してイクスピアリへ行きました。ちなみにチェックインの際にリゾートラインの2日間乗り放題パスをもらえるので、イクスピアリも行き放題です。ラッキー。

ちょっと夜の散歩の気持ちで一人の時間を貰ったんですが、向かう途中で夫から「やばい、家にパンツ忘れてきた」と連絡があり、急きょイクスピアリのGAPでメンズパンツを購入…。あって良かったイクスピアリ。まあ、最悪イクスピアリで下着も服も化粧品もなんでも揃うので、身一つでホテルに泊まることも可能っちゃ可能ですね。

その後しばらくイクスピアリを散策して、戻りのリゾートラインからディズニーランドの花火が見られました!ラッキー。

そしてミラコスタの自室に戻ってきたら

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行き倒れ

疲れ果てて爆睡している娘の姿が…。

ちなみにこれは、ツインベッドの下についている簡易ベッドですね。低めのベッドなので、万が一子どもが寝返りを打って落ちてしまっても怪我はしない高さなので安心です。
わたしたちもかなり疲れていたので、ササっとシャワーを浴びて、今日1日の写真を少しだけ見返して、日付が変わる前には就寝しました。

ちなみに。

ミラコスタのチェックアウトは12時(正午)なので、翌日の午前中はかなりゆっくりすることができます。さらに、ディズニーシーではだいたい午前中に1回はハーバーでショーをやっているので、天気さえ良ければ宿泊している部屋から翌日の午前中のショーを見ることも可能です。
今回、残念ながら翌日の朝は雨が降っていて結局最後まで部屋からショーを見ることは叶いませんでしたが、天気が良い日だったらチェックアウトの前にお部屋からショーを見ていくのも良いかもしれませんね。

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翌朝、開園前にベッラヴィスタラウンジから撮影。雨が降っています。


まとめ

本当はこの記事で、ディズニーシーでの1日の過ごし方もまとめて書こうと思ったのですが、かなり長くなりそうなので別記事に分けることにしました。なのでこの記事では本当にミラコスタの単純なレポートになってしまいましたが、もしも泊まるなら

小さなお子様連れなら、シーで遊んだ後にミラコスタ泊が断然オススメです!(個人的には)

22時の閉園時間までがっつり遊ぶぞ〜!ってくらい体力が持つお子さんだと、ホテルを満喫する時間があんまり無いかもしれませんが、乳幼児くらいだと午前中にインして18時ぐらいに切り上げるのがちょうどいいのではないかなぁと思います。

 

子連れでミラコスタに泊まってみたい!という方の参考になれば幸いです。
また近々、ディズニーシーでの1日の過ごし方を書きますのでよろしければそちらもご覧いただけると嬉しいです。それでは、また!

うわっ!!!

1時間半かけて書いた記事が手違いでまるっと消えました。コラ〜〜!だからあれほどメモ帳に下書きしてから投稿しろって言ったでしょ〜〜〜〜!

 

育児関連のまあまあ真面目な話だったんですけど、気力がわいたらまた書き直します。ウワ〜〜ショック〜〜〜〜!!

でもこういう時はいつも「きっとあの記事は公開すべきじゃないと天国のおじいちゃんが止めてくれたんだ」とか都合よく解釈するようにしてます。いやぁショックはショックで死にそうなんですけどね、おじいちゃんもっと他に方法あっただろとかね。でもそうとでも思わないとやってらんね〜〜〜〜!!!

 

というわけであっという間に11月ですね。オレンジとか紫色で飾られてた街はすっかりと赤と緑に変わりつつあります。

9月、10月はディズニーハロウィンのパレードにハマりまくってて、なんかあんまり記憶がありません。ゴーストのしわざかな??それとも歳のせいかな????

 

というわけで、KSS(記事 消失 ショック)で茫然自失ですが、またぼちぼち更新していきたいと思いまーす!出た!更新するする詐欺!!

保育園落ちた時の話

いつか書こう書こうと思っていた、保活に惨敗した時の話。そろそろ来年の申し込みの話もちらほら出てきて、そういえばまだ書いてなかったなと思い出したので書いてみようと思います。ちなみに、そんなに楽しい話ではありません。

希望していた保育園、全部落ちた

忘れもしない冬の日、2月。認可保育園の申し込みの結果は郵送で届きます。投函日は事前に明らかになっていたので、前日から落ち着かない様子で何度も何度もポストを覗きに行きました。

2017年4月に長女を出産して、保活を始めたのは17年の7月。首がすわったばかりの娘を抱えて、暑い中保育園の見学に何園も足を運びました。受かるかどうかは役所の人の采配だから、保育園の人に媚を売ったところであまり意味は無いのかもと思いながらも、挨拶は爽やかに、説明は熱心に聞いて、時には質問なんかもして、自己アピールをしました。就活か。

申し込みは初日の朝に駆け込んで、混み合う役所で2時間くらい待って手続きを済ませました。その際、担当の人が書類は揃っているか、不備は無いか確認してくれるのですが、その時も「よろしくお願いします!」と元気よくアピールをしました。就活か。

期待と不安が入り混じる中、2月某日の夕方。その知らせは分厚い封筒に入れられて我が家のポストの真ん中に鎮座していました。会社の先輩からの「封筒が分厚いと、保育園落ちてる可能性が高いんだよ」という何気無い雑談の中で言われた言葉を思い出しました。真冬なのに、どっと冷や汗が噴き出るような感覚は今でも覚えています。ひとまず封筒を抱えてそそくさと家の中へ戻りました。


開封の結果は、タイトルのとおり。不承諾通知と書かれた、要約すると「あなたのお子さんはすべての保育園に落ちて待機児童になりました」という内容。後頭部をガツンと殴られたような気持ちでした。何ならちょっと星が見えました。
まるで就活のような保活をしていたけれど、全然違った。自分の頑張りや人となりは全く関係なく、ただ点数だけで拒否されてしまった。そう思ったら、必死にアピールしまくっていた自分がただただ滑稽に思えました。

が。落ち込んでいる暇はありません。落ち込んでいたって子どもは泣くしお腹を空かせるし、構えとせがみます。マジで落ち込む隙も与えてくれません。とりあえず、冷静さを取り戻しつつ今後の進退を考えます。

 

意地でも復帰か、育休延長か


詳細は調べてもらえば分かると思うので省きますが、保育園(ここでいう保育園は認可保育園を指します)に落ちても、何とかして子どもを預けて働きに出ることができ…る可能性があります。それは月々10万円ほどのお金を払って、認可外保育園に預けることです。(※この金額は住んでいる市町村や環境によって異なります。あくまでうちの場合、です)

月々10万円。なかなか残業もできず、時短で働くことになるわたしのお給料の何パーセントを占めるのだろう。そのお金の分でもう少し娘との思い出を増やせるんじゃないか?いや、でもあんまり長く休むと会社に悪いし、みんなにも迷惑かな。いや、でもわたし1人居なくて回らなくなるようなチームじゃないし、まぁ迷惑は迷惑だろうけど、一番大事なのはわたしと娘の人生なのでは???
と、そんな考えが頭の中をぐるぐるし続けました。

ちなみに、市町村によっては認可外保育園に通わせて職場復帰すると点数が上がるという地獄のようなシステムがありますが、わたしが住んでいる地域では認可外保育園に預けて復帰する人も、育休を延長する人も同列に扱われるため同じ点数になります。「母親自身がどうしても早く職場復帰したい」「職場や家庭の事情でどうしても育休を延長できない」といった事情が無い限りは、できるだけ育休を延長することを推奨しているような雰囲気でした。

 

保活戦争は一時休戦、子どもと一緒にいることを選ぶ

結論から言うと、わたしは来年(2019年)の4月まで育休を延長することを決めました。

中途半端な気持ちで中途半端なことをするくらいなら、いっそきっぱり諦めて、もう1年間子どもに向き合おうと思ったのです。

幸い、職場はこと育児に関してはとても寛大で「保育園入れなかったなら会社辞めてください」ということはありません。お世話になっているチームのメンバーや関係者にも事情を話して平謝りしましたが、皆さん一様に「こちらのことは大丈夫だよ。今しかできない育児をゆっくり楽しんでね」「たまには息抜きに、子どもを連れて会社に来てね」と優しい言葉をかけてくれました。

前々から良い職場に恵まれたと思っていたけど、娘を妊娠・出産するにあたって「この職場めちゃめちゃ良い職場だな…」と改めて気がつくことができました。離れてみて気づくあなたの良さ。
本当に自分は周りの支えられて生きていることを痛感したし、わたしももっと誰かを支えられる人間になりたい…と思ったものです。これは自分自身、成長できた部分かなと思います。


働かざるをえない環境の人もたくさんいる中で、この選択肢は「何を呑気に」と反感を買うものかもしれない。そういう思いもありました。
でもこれはわたしと家族の大切な選択であり、それは誰に何を思われても譲れないものです。誰かに申し訳ないから働く、なんていうのもおかしな話ですからね。母親であるわたしが、自分の意思をしっかり持って戦わねばならないのだと保活を通じて思い知りました。
いや、その前に保育園に預けたい人が、必要のある人が、みな預けたい時にきちんと預けられる行政であれば一番良いのですが。それは今言ったところでどうにかなるものでもありませんからね…。

 

保育園落ちてから半年が過ぎて

2月に不承諾通知を受け取ってから、半年が過ぎました。正直、2月3月あたりは結構落ち込んだり、わたしより数ヶ月後に出産した同期の子が、保育園が無事に決まったから4月から復帰することが決まったと連絡をくれたりして、「わたしは本当にこれで良かったのだろうか」と自分の決断に気持ちがぐらついたりしていました。

ただ4月が過ぎて、新年度が始まって、周りがどんどん前に進んでいくムードを感じてからは後ろ向きな気持ちもだいぶ吹っ切れました。いつまでもウジウジ落ち込んだり、先の不安ばかりで前に進めずにいたら子どもに申し訳ない。来年は絶対何としてでも復帰する!そして今年1年は「わたしはやってやったぞ!!」って思えるくらい、めいっぱい育児をする!!そうやって自分を鼓舞して何とか前を向くことができました。


娘が1歳を過ぎて、歩き出したり、簡単な単語を喋り始めたり、滑って転んで口から流血したり、ゴミ箱を全部ひっくり返したり…成長するにつれて嬉しいことも、大変なこともどんどん増えてきました。
自由時間は減るのにストレスは増えるし、24h対応だし、正直に言えばかなり息が詰まることもあります。それでもこれがわたしの選んだ道であり、運命であり、後で「わたしにとっては、この選択が正しかった」と胸を張って言えるように、今は今を頑張るしかありません。


いや正直言うと、0歳児クラスでも当選倍率5倍とかなのに、1歳児クラスになると10倍とか15倍になったりするんですよ。狭き門すぎて今も結構不安と恐怖で慄いているんですが、そこはなんとかできる限りのことをして手を尽くしていこうと思います。とりあえず日頃の行いを見直して善行を積むか〜〜〜〜(既に邪念まみれ)